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マインドセット

最近は副業やスキル習得のために、
ビジネス系の講座を受講する方も多いと思います。
いろいろなデータがありますが、ザっと見たところ、
残念ながら8~9割が挫折しているようです。

挫折の原因は人それぞれあると思いますが、
大きくまとめると
「マインドセットができていないから」
マインドセットとは
これまでの経験や先入観から作られる思考パターン。
考え方の癖のようなもの。
マインドセットによって、無意識にいろいろな場面で
自分の選択が引っ張られたりします。

私はパニック障害で仕事にいけなくなってから
収入がなくなり在宅起業の勉強を
していきたが1年間は無収入。
しかしマインドセットができてからは
当たり前のように成果を出すようになりました。

まだ経験は浅いですが、
受講生の立場、逆に自分が教える立場、
両方の経験をしてきました。
そこで、挫折する人の特徴的な考え方と、
その解決策をお話しようと思います。

目次

1. 挫折する人あるある
2. ➀素直に実行していない
3. ➁言われたことしかやらない
4. ➂1つの方法しか試さず諦める
5. ④試行錯誤、仮説・検証がない
6. ⑤検索力が低い
7. ⑥質問力が低い
8. ⑦お客様思考
9. ⑧他責思考
10. ⑨いつまでも「勉強中」

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挫折する人あるある

➀素直に実行していない

せっかくお金を出して学んでいるのに、
「いや、自分はこのやり方にします!」など言って
いきなり我が道を行こうとする。
初めて作る料理は、レシピを見ないと
味付けなど失敗するのは当然。
努力する方向性があっていないと、
迷子になるのは当然。

➁言われたことしかやらない

素直に実践することは大事だけど、
「言われたことしかやらない」のもダメ。

➂1つの方法しか試さず諦める

なぜ、はじめから
一発で成功すると思っているのか?

④試行錯誤、仮説・検証がない

自分でビジネスをするという意識がない。

⑤検索力が低い

そもそも自分で調べようともしないこともある。
自分で検索しないと、全ての行動が遅くなる。

⑥質問力が低い

「~ってどうしたら良いですか?」
自分の考えがなく、丸投げで質問する。

⑦お客様思考

「次に何をしたら良いですか?」
いつも指示待ち。

⑧他責思考

自分が成功しないのは、
「教材が悪い、教え方が悪い。
 このメソッドは自分に合わない。
 仕事で時間が取れないから。
 家族が協力しないから・・・」
などなど。
原因を自分以外に求める。

⑨いつまでも「勉強中」

何年経っても「●●勉強中」
勉強の先の行動をしていない。
勉強中というと「頑張ってるね」と言われるが、
目標は達成してなんぼ。
目標は達成して、新たに更新するもの。

⑩「まだ」「いつか」が口癖

「まだ、勉強が必要」
「まだ、お金をもらうのは無理」
「いつか稼ぎたい」
「いつか出品したい」
「いつか」と言っているうちは、
その「いつか」は来ない。
考えると言い訳が出てくるので、
今すぐ、秒で行動!

⑪起こってもいないことを心配する

「~~~したらどうしよう」と
行動にブレーキをかけてしまう。
心配するような問題は、たいてい起こらない。
問題が起こってから考えたらよい。

⑫「やる気」で何とかなると思っている

モチベーションは浮き沈みするもの。
そんなものに頼ってはいけない。

自分の意志に左右されないよう、仕組化する。

×:家に帰ってから勉強しよう
〇:仕事帰りにコワーキングスペースで勉強しよう

⑬長期間、コツコツやって結果を出そうとする

「コツコツ継続」も良いことだと思うが、
ビジネス講座では短期集中の方が結果が出やすい。
短期集中の方が楽だし、
掛ける労力も時間も、実は少ない。
長期と思っていると、途中で挫折するし、
意外と大きな結果は出ない。

⑭中学の部活ほども努力していない

「自分は本業を頑張っているから、
 副業は軽く片手間で」
と考えている。
ビジネスにもよると思うが、
多くの場合中学生の部活くらい頑張れば
十分結果は出ると思う。
本業できちんと仕事をしている人も、
なぜか副業や自分でビジネスをしようとすると
中学生でもできることができなくなる。
・報連相ができない
・何度もミーティングの予定も忘れる
・何度言っても連絡が伝わらない
意外とそういう人の方が「年収1億」など
目標だけは大きい。

その目標は不可能じゃないのも事実。

しかし、
ビジネスはファンタジーではない。
中学の部活でも、基礎練習したり、
練習方法を自分で考えたり、
一緒に練習しようと友達を誘ったり、
自分で考えて行動すると思う。
それくらいやると、十分結果は出ると思う。

⑮軽く頑張って大きく稼ごうと思っている

なぜか、軽く頑張って、
本業よりも大きく稼げると思っている。
ある意味それは可能だが、
はじめからそう考えていると
「軽く頑張る」こともできない。

⑯自己投資をしていない

学びに時間とお金をかけるのは当然。

⑰「得る前に捨てる」という発想がない

「今までと同様に趣味も遊びもして、
 ビジネスの勉強もする」
・・・と考えている。
あれもこれもは、ムリ。
登山するのに、荷物いっぱいだと
挫折するのは当たり前。

⑱ビジネスを発展させる道筋を見ていない

とりあえずブログを更新。
とりあえずクラウドソーシングに出品。
「とりあえず」のその先でどうやって稼ぐのか、
ビジネスとして発展させていくのかを考えていない。

⑲失敗=挫折と思っている

失敗するのは当たり前。
そこで止めてしまわずに、試行錯誤し、方向転換する。
失敗するからこそ、
商品や仕事のやり方を改善できる。
例えば、
私は失敗から学んでヒアリングシートなどを改良したり、
仕事のやり方をブラッシュアップしている。
失敗のおかげでどんどん発展できている。

⑳問題をそのままにしている

例えば「講座の学習が進まない」場合、
何が原因なのか?
講座内容が分からない
時間がない
集中できない
やる気が出ない
・・・
検索も質問もせずに
「分からない…」で止まらないこと。
「時間がない」なら
時間の管理の仕方やタスク整理などを
調べたり、試行錯誤すること。
なんとなく「進まない…」ではなくて、
原因を分析し、解決するよう行動したらよい。

㉑講師や学びの場を上手く活用していない

せっかく勉強会があっても
「自分は勉強不足で申し訳ないから…」と
参加しない。
講座についても、まじめに
「講座内容を勉強するだけ」と思っている。

そうではなくて、
講座全体の構成、ビジネスのやり方、
グループセッションなどのやり方、など
全てから学ぶ。
どうしたら更なる自分の学びを深め、
ビジネスを発展させられるか?
講座の勉強はもちろんだが、
講座運営やコミュニティ全体を見渡し、
吸収できることは何でも取り入れる。
なんでも活用する。
全ては戦略。

㉒仲間を応援しない

学習系コミュニティだと、
どんどん皆の会話レベルが上がっていき
「話についていけない」
と思うこともある。
そして、
「レベルが合わないので勉強会に参加しない」
「会話に入っていけません」と、
仲間の成長を迷惑に思う人もいる。

それはとても勿体ない!

学習系コミュニティとはいえ、
本来ライバルであるあなたに
情報提供してくれているのです。
前を進むって大変です。
まだ情報が少ない中、手探りで試行錯誤し、
しかもその情報を惜しみなく教えてくれている。
「自分に分からない話ばかりして…」とは思わず、
後々の参考になると喜んで聞いたら良い。

㉓周りに与える経験をしていない

世の中、クレクレ族が多い。

「もらった以上に周りに与える」と
心がけた方が良い。
与える経験をすると、
あとから自分に返ってくることも多い。
例えば、私もサイト制作講座の
ただの一受講生だったが
勉強会を主催したり、
いろいろな情報をシートにまとめたりした。
経験が浅いのでバカな質問もたくさんしたが、
その分シートにまとめて共有した。
自分が試した戦略も、
ライバルなのに他の受講生に伝えた。
それを他の人が試して効果があるなら
「再現性がある」ということ。
➔自分で講座を作る時にも使える。

「なんでそんなに他人に与えるの?」と
疑問に思われることも多いけど。
いろいろと経験させてもらったお陰で
今の私がある。

解決策

思いついたことをザっと書いたが、
上記に書いたこと、すべてやったら挫折しないと思う。
・・・というか、上記のことをやっていたら
逆に挫折する方が難しいだろう。
マインドセットが大事といわれても
いきなりすべてを身に着けることは難しいので
1つだけオススメの方法をお話する。

マインドセットを自分の言葉でアウトプットする

これが1番オススメの方法。

自分に「挫折に向かう思考の癖がある」と
分かった場合、
そうならないマインドセットを
自分の言葉でアウトプットする。
ブログでも、SNSでも、人に話すのでも、
なんでもよい。

その時に大事なのは、
「あたかも自分自身がそういう考えを持っている」ように話すこと。
そうすることで、
借り物だったマインドセットが自分のものとなり
自然とそういう考え・行動ができるようになる。
偉そうに書いてるけど、
今、これを書いているのも
自分のマインドセットを作るためだったりする。

注意点:きれいなマトメは作らなくてよい

真面目に学んでいるコミュニティでありがちなこと。

皆が皆、講義の内容を資料にきれいにまとめている。
それを何人も同じように共有している。

まとめること自体は、悪いことではない。

同じ講義内容でも、違う人が資料を作ることで、
新たな気づきを得られることもある。
しかし、「きれいにまとめる」ことが
最終目的になっているケースも多い。
本当のアウトプットは
自分のビジネスで実践すること。
きれいに資料を作っても
自分のビジネスにまったく応用できていないなら意味がない。
知識は、実際に使ってこそ知恵になる。

講座がイマイチだった場合

「成果が出ないのは講座のせい。」
という人もいるが。
多くの場合は、
まったく学びがない講座は無いと思う。
いくつか講座を受講すると、
内容が重複しているものも多い。
それでも、1つでも気づきを得られたら
価値はあると思う。
もしも全く学びがない講座だったとしたら、
そんなものを選ぶこと自体が問題だと思う。
それでも、どうしても「イマイチな講座」に
当たってしまったときの対処法。

カスタマイズして自分の商品にする

イマイチな部分を改良して、
カスタマイズしてしまえばよい。